忘れられない現場がいくつかありますが、そのなかでもキャンドル祭壇に 生花をデザインしたあかり葬があります。 最初は地域のフリーペーパーからの電話でのご相談でした。 60代の奥様が入院されていて余命わずか、・・・その時点でご主人のお考えは 決まっていらっしゃいました。 「まず、火葬する。本人は顔を見られたくないと言っています。 そのあと○○で葬儀、お通夜は菩提寺があるので読経をしてもらいますが、 翌日は音楽葬にしたい。」 ご主人が音楽関係だったこともあり、このようなスケジュールに なりました。 当日は奥様の交友関係の広さ、ご主人のお仕事の関係から 両日とも300名をこえるご会葬のかたがあり、大勢の方の涙をさそいました。 喪主であるご主人とお嬢さんは、最後までひとりひとりに立礼をされました。 そしてゆらめく74個の階段状になったキャンドルのあかりと床から立ち上がった 9つのあかりが会場を美しくしめやかに包みました。 お通夜の終了を待たずに「どこに頼めばこの祭壇を作ってもらえるの?」と 女性の方から聞かれました。 ほかの方からも「僧侶の読経にも、レクイエムにも違和感がなく美しかった」 との感想をいただきました。 「プランのご案内」の中に3プランがあり、その下に「花と灯りの祭壇」がございます。 喪主さまのご理解をいただき、写真も加工せずそのままでよい、とのご指示で 掲載してございます。 ぜひ、ご覧ください。クリックすると大きな画面になります。
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