この歌をご存知ですか? 「ワインカラーのときめき」の作詞者であり、作家やプロデューサーでもある新井満氏が幼馴染のかたの奥様が癌で亡くなって、ご家族が絶望のどん底に落とされ、なぐさめの言葉をいう以外できることはなかった時のことだそうです。 その方は地道な社会貢献活動を行う方で、たくさんの仲間たちが協力して、追悼文集を出すことになりました。 「千の風になってー川上桂子さんに寄せてー」という文集です。 その中である人が「千の風」の翻訳詩を紹介していました。 新井氏は心の底から感動して「よし、これを歌にしてみよう」と 思ったそうです。 何ヶ月もかけて原詩となる英語詩をさがし出し、それを翻訳して 日本語訳詩を作り、それに曲をつけて歌唱したのがこのたびの 「千の風になって」という歌です。
千の風になって 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 秋には光になって 畑にふりそそぐ 冬はダイヤのように きらめく雪になる 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は星になって あなたをを見守る 私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 死んでなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています あの大きな空を 吹きわたっています 1000WINDSBBSには数多く感動のメッセージが寄せられました。 「気持ち的には悲しいけれど、命は永遠だと教えてくれている」 という感想がありました。 形式にとらわれないセレモニーの中でこの詩をご紹介できたら・・・と考えております。 心のなかにも「千の風」が吹きわたりますように。
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