病院でご高齢のご主人が亡くなり、ご自宅への搬送をさせていただきました。 お柩が決まっていなければ、そのまま白い布に包まれてお帰りになります。皆さんは「お柩に入ってくる」と思っていらしたそうです。お布団をご用意いただいて安置し、ドライアイスと枕飾りの用意をしました。「○○典範に入っているから・・・」と言われましたが証書が見つかりません。「一日も早く。」というご要望を受けて私どもも式場を探しました。ちょうどお施餓鬼の時期でなかなか見つからなかったのですが、やっと1ヵ所、午後からならという地元の寺院会館を仮に押さえ連絡致しました。 「見つかったの?互助会のパンフレットはでてきたのよ。証書はないの。でもこちらのほうが一日早くできるね。それなら向こうは断るから」 ・・・このようないきさつがあってからの打ち合わせでした。 ブルーと紫のイメージで、・・・という花祭壇は実直なお仕事を していらしたご主人にふさわしい凛とした雰囲気の祭壇でした。 お柩はグリーンアーク。ご近所の皆さんも打ち合わせの場にいらして趣旨に大賛成の、インドネシアの島に故人様のお名前で植林をする「森に生まれ変わる」お柩なのです。(お勧めする葬儀社もグリーンアークの森作りサポーターとして協賛) 祭壇の脇にはコルクボードにアルバムからピックアップした昔の お写真が皆さんの目を引きました。モノトーンのお写真が時代を 映していました。 互助会にお入りになっていらっしゃるかたもぜひ、ご相談ください。積み立てた金額だけでは一般的なご葬儀はできないケースが ほとんどです。どのようにされるとよいのか、お客様にあったプランをご一緒に考え、ご提案いたします。
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